二人目不妊の、独特のやるせなさ

二人目不妊の、独特のやるせなさ

2人目不妊はぜいたく?

不妊の悩みと一口に言っても
その背景や気持ちは人それぞれです

中でも「二人目不妊」は
少し特殊な立ち位置にあります

一人目を授かるまでの道のりが長かった人も
あっという間に授かった人も

どちらであっても
二人目を望んだときにうまくいかない現実に直面すると
他の誰とも少し違う形の心の揺れを感じることがあります

表の写真はまさに「二人目不妊」で悩んでいた渦中

すごく羨ましい写真に見える人もいるとは思いますが、慣れない1人目の育児と同居のアレコレ、授からない2人目に心身共にものすごく疲弊していた時です

「一人いるからいいやん」という言葉のやるせなさ

二人目不妊の人がよく受け取る言葉のひとつに

「一人いるからいいやん」

があります

言ってくれる人に悪気がないことも
頭ではわかっています

一人目不妊で悩む方や
まだ子どもを望んでいても授かっていない方から見れば
「すでに一人いる」ことは確かに幸せなこと

それも十分理解しています

でも
それと「二人目が欲しい」という気持ちは別なのです

「一人いるんだから、欲張りだよ」と
言われているように感じる瞬間もあります

頭で理解しても
心の奥ではやっぱりモヤモヤが残ります

二人目を望む理由は人それぞれ

兄弟姉妹で育ってほしいという願い
もう一度あの赤ちゃんの時期を味わいたい気持ち、家族のかたちへのこだわり…

その願いが叶わないもどかしさを
「一人いるからいい」という一言で消すことはできません

一人目はすぐ出来たのに…という不安

二人目不妊の大きな特徴は
「一人目は自然に授かった」という人が多いことです

だからこそ
二人目がなかなか授からない現実に
混乱と不安が押し寄せます

「一人目のときと同じ生活をしているのに、なんで?」

「私の体に何か変化が起きたの?」

「年齢のせい? 産後の体質変化? それとも何かの病気?」

妊活を始めてすぐに授かった経験があると
最初は「そのうちできるだろう」と思いがちです(黒田もそうでした)

けれど、半年、1年と時間が経つうちに
不安が現実味を帯びてきます

検査をすれば原因が見える場合もありますが
原因不明で「タイミングが合わないだけ」と言われることも少なくありません

それに、病院嫌いで
不妊クリニックまで片道2時間以上かかる田舎に住んでいるので
そんな事を言われにいくためだけになかなか行こうとも思えなかったのも事実

あとは、そんな事までしなくても来てくれるんじゃないか?みたいな淡い期待

その“見えない壁”が
じわじわと心を疲れさせます

二人目、三人目の妊娠報告が地味にしんどい

二人目不妊中の人にとって
周囲からの二人目・三人目の妊娠報告は
心がざわつく出来事です

友達やママ友からの
「実は…二人目できたんだ!」という笑顔を見て

心から「おめでとう」と思う気持ちと
チクリとした痛みが同時に湧き上がります

その痛みは
相手に対する嫉妬ではなく
「自分の願いがまだ叶っていない現実を突きつけられる痛み」 です

さらに
同じ年齢の子どもを持つ親同士だと
「兄弟姉妹で遊べていいな」と感じる場面が増えます

そのたびに
自分の家族の姿と比べてしまう自分に
また罪悪感を覚える…

この感情のアップダウンは
二人目不妊ならではかもしれません

誰にも言えない「間」にいる感覚

二人目不妊のつらさは
「どちらの立場にも入りきれない孤独感」にもあります

一人も授かっていない人と比べれば
「恵まれている側」

でも、二人目・三人目が自然に授かる人たちの中には入れない

この“間”にいる感覚は
想像以上に孤独です

「不妊で悩んでいる」と打ち明けても
「でも一人いるんでしょ?」と返されると
話を続けられなくなります

だからこそ
二人目不妊の人は自分の気持ちをしまい込みやすく、相談先も限られてしまうのです

それでも、願いを抱き続ける

二人目不妊の道のりは
周囲にはなかなか理解されにくいものです

「一人いるから幸せ」という事実と
「二人目が欲しい」という願いは矛盾しません

むしろ、一人目がいるからこそ
もう一度あの命の奇跡を感じたいと願うのは自然なことです

その気持ちを否定せず
大切にしてほしいと思います

妊活の方法は一つではありません

検査や治療を選ぶ人もいれば
黒田のように
生活習慣や食事を整える人もいます

薬膳や東洋医学の視点では
出産や授乳で消耗した体のエネルギー(気・血・腎精)を補うことが
次の妊娠の土台作りになります

体質を整えることは
心の安定にもつながります

おわりに

二人目不妊は
「わかってもらえないつらさ」を抱えやすいテーマです

けれど
その思いは決してわがままでも
欲張りでもありません

願いは願いとして尊く
それを叶えるためにできることは必ずあります

もしあなたが今
この“間”にいる孤独感を感じているなら
どうか一人で抱え込まないでください

同じように悩む人は必ずいて
そこから支え合える関係も生まれます

二人目不妊の悩みは、確かに独特です

でも、それはあなたの家族の物語の一部であり、決して無駄な時間ではありません

願いを持ち続けること自体が
未来への種を育てているのだと
わたしは信じています

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コメント

  1. 間にいる感覚…
    子どもがいるという目に見える事実と目に見えない孤独を抱えた気持ちは経験者にしかわからないですね🥺
    2人目不妊に悩んでいる人が2人目不妊を経験した人に相談したいというのがよくわかりました!

  2. @藤岡麻美
    本当に贅沢な事を言ってるのは重々承知だし、実際ボヤいても贅沢だと言われることの方が多々

    それにひとり産んでるんだから〜とかも続いてくるのがオチです

    自分の生殖物語を完成させるのに必死なんですよね
    そんな人達を否定することなく、望みに少しでも近付けるように
    寄り添いたいです☺️

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