美容師さんの妊娠

不妊カウンセラーの藤岡麻美です！
みなさんは美容院にどれくらいの頻度で行っていますか？✂️

私は３ヶ月に１回です💡
この前、３ヶ月ぶりに美容院に行き、いつもお願いしている女性の美容師さんに髪を切ってもらいました。

そこで感じた異変。

「もしかして…」

お腹のあたりが膨らんでいる、気がする。
ふわっとしたワンピースだったので確信はもてないけど、たぶん、妊娠してる？

そこからは鏡越しに美容師さんをチラ見したりして全然落ち着かないんです、私が😂

美容院滞在時間２時間、私の気持ちの変化をレポートします！

いいな。

まずは「いいな。」ですよね！
この気持ちが襲ってこないことはないんだと思います。

ひとりお子さんがいることは知っていたので、
「2人目か」
「大変そうだけどいいな」

もっと正直な気持ちを言うと
「悩まず妊娠できるなんていいな」

床の付近にあるコンセントにコードを刺すため、かがんだりしている姿を見ても
「大丈夫かな？その大変そうな姿さえもうらやましい」

1時間くらいこんな気持ちを抱えてカラーリングしていました。（相当性格わるいやつ…）

でも妊娠してると決まったわけじゃないよね？

カラーリングが終わったころ、シャンプー台に移動する途中に、ふと

「でも、これは私の妄想で、美容師さんが妊娠しているかどうかも確定ではないよね？」

と思い始めました。
私の妄想で勝手にいいな、と羨んでたけど全ては不確定な妄想の上に成り立っていることに気づきました。

この段階で美容師さんに申し訳ない気持ちが出てきて、シャンプーしてもらいながら気持ちを整理していました。

もしかしたら不妊治療してたかもしれないよね？

シャンプーが終わり、カットの段階になると、だいぶ気持ちも落ち着いてきました。

「待てよ、さっきまで勝手に悩まず妊娠して羨ましいと思っていたけど、もしかしたら美容師さんも不妊治療してたかもしれないよね？」

こう思ってからは完全に申し訳ないという気持ちでいっぱいになり、

「私はなんて自分本位で想像力がないんだ…」

と思っていました🥲（改めてお伝えしますが、ここまでの話は全て私の頭の中の出来事です）

そうなると、美容師さんに妊娠しているのかを確かめたい気持ちが出てきたけど、ちがったときにすごく失礼😓

カットも終わり、お会計の時間が近づいてきた次の瞬間…

「藤岡さん、申し訳ないのですが1月から産休に入ります」

😳

「そうなんですね🥹」
「いつ産まれるんですか？」
「2人目ですよね？」
「楽しみですね！」

抱えていた申し訳なさが爆発したかのように、私の口から言葉が飛び出てきました！

帰り際には
「戻ってくるの待っていますね！頑張って産んでくださいね！」
と言うことまでできました✨🙌（えらい、自分）

2時間でかなり気持ちが変わったことが伝わりましたか？笑

今回のポイント

妊活中の女性の中には、他の人の妊娠を喜べない、と自分を責めてしまう人も多いと思います。
私もです。

今回、なぜ、気持ちの変化が起こったのかを分析してみました。
・２時間一緒に過ごさなければならなかった
・一緒に過ごしたけどあまり会話はせず、自分の気持ちに向き合う時間をもてた
・妊娠しているという確信がもてない中、こうかもしれない、とちがう角度の想像をする時間がもてた

つまり、２時間、しっかりと自分の気持ちに向き合ったことが功を奏したと結論づけました！

これが30分でその場を離れられるシチュエーションだと、「妊娠してるかも？」の段階で帰宅し、テレビを見たりスマホを見たりして、なんとなくもやつく１日になっていたかもしれません。

だけど、今回は美容師さんが不妊治療をしていたかもしれない（これは私の妄想のまま）と思うところまで自分と向き合う時間をもてたから、人を上部で見てはいけないよねという出来事に変わりました。

みんな、どんな事情を抱えているかはわかりません。
不妊、親の介護、病気、家族

自分本位にならずに、他の人の痛みも想像できるような優しい人間になりたいと思って美容院をあとにしました✂️✨