不妊治療をやめて2年経ったリアルな気持ち

不妊治療をやめて2年経ったリアルな気持ち

不妊カウンセラーの藤岡麻美です!
不妊治療をやめて2年。そして、カウンセラーになって2年。
とくにこの1年は新聞やラジオ、テレビ取材を受ける機会が多くあり、自分の経験をたくさん話してきました。

だけど、不妊治療をやめて夫婦ふたりですごしているエピソードを話しているからといって、気持ちが完全に整理できているわけではないのです😂

先週受けた新聞取材でも「デリケートな内容だから自宅で取材をしてもいいですか?」と申し入れがあったのですが、私は近所のスタバを指定しました。
記者の方には「家が汚いから…」と言い、心の中では「家だと泣いてしまうかもしれないから…」と思っていました。

泣いてしまう自分に出会いたくないんです。
まだ心が整理できていない自分に気づきたくないんです。

とくにカウンセラーとして活動を始めたころから「カウンセラーなんだから吹っ切れていなきゃいけない」と余計に平気なフリをするくせがつきました。
日々、自分の気持ちと向き合い、耳を傾けている最中です☺

この前の妊+のインスタライブで函館でカウンセラー活動をしている近藤香織さんの話で、とてもすてきな言葉がありました。

「気持ちと共存する」

香織さんは治療を終えて10年経つけど、気持ちの揺れはあるし、その気持ちと共存していると話していました。

きっと一生、この気持ちは消えることはない。
だけど、ずっと同じ気持ちでいるわけでもない。
少しずつ自分も変わっているし、これからも変わっていく。

出会いたくない自分の気持ちに気づいたとき、不安になってもいい、その不安は吐き出してもいい。
そのために、妊+をつくりました。

不妊治療をやめて2年経った、リアルな気持ちです😊

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