二十数年前は…
教員採用試験の倍率はとーーーっても高かった…。
(今じゃ信じられませんよね)
でもそんななか、なんとか教員になった私。
その際、大学でお世話になっていた先生に言われたことがあります。
それが…
「わからないといえる勇気をもちなさい」
正直、そういわれたときはピンとこなかった。
就職が決まって、ホッとしていた…ゴールした!くらいに思っていたから。
でも、現場に立つとじわじわ…わかる。
現場は(教科を含め)わからないことだらけ。
入学式の後「校旗はどこにしまうんですか?」と
生徒に聞かれ、心の中で「知らんがな!」と答えていた。
まあ、そういうところからわからないわけです。
ずるい自分との闘い
そのうちに、
わかったつもりで行動しよう と思ったり、
上手いこと言いくるめて納得してもらおう と考えたり…ずるい自分がでてきて
そういう自分といかに対峙するかが課題となりました。
私もはっきり答えられないから調べてくるね
と、やっと言えるようになった頃…
しばらくして…
あまり接点のないクラスの生徒がやってきて進路相談をされました。
「あの先生(私のこと)は適当なこと言わないよってみんなが言うから、相談しに来た」
というではありませんかーーーーー。
泣きそうになったーーーー。
「わからない」って言うのは今も勇気がいる
そう、勇気は要るんです。
でも、結局はそのほうがうまくいく。
自分も周りも傷つけない。
今でもこのひとことは、心の支えです。
コメント
大人になるとだんだんわからないと言えなくなりますね😂
しかも生徒の前だと余計に言いにくいですね!
わからない時にどう対応するかで信頼にもつながりますね✨
@不妊カウンセラー藤岡麻美
ほんと、試されているかのような毎日でした。20代は自分軸ができているようでできていなかったので、ブレブレでしたね💦