「友達は選んでいい」〜流産後のカウンセリングにて〜

「友達は選んでいい」〜流産後のカウンセリングにて〜

こんにちは♪ 不妊カウンセラーのさっちゃんです😊

いきなり「えっ?いいの〜?!👀」という感じのタイトルですよね(笑)

実はこれ、私がはじめて不妊カウンセリングを受けたときに言われた言葉です😌

今回は、不育症患者として初めての流産後にカウンセリングを受けたときのお話です🍀

当時の私は、妊活歴2年目に突入し、タイミング療法を続けていた中で妊娠8週目に稽留流産。

その後、片側の卵管閉塞が発覚し、卵管閉塞手術を受けるために転院しました。

妊娠せずに焦っていた中での待望の妊娠。予想していなかった流産。

しかも、その流産発覚日は私の30歳の誕生日でした。泣き崩れながら会計したことは今でも忘れられません。

もともと妄想癖がある私(笑)。初めて妊娠したとき、いろんなことを想像しました。

「7月で夏生まれだな」 「会社の人にはいつ報告しよう」 「性別はどっちかな?」

そんな未来が突然なくなった現実を受け入れられず、情緒が不安定なまま毎日を過ごしていました。

そんな中、友人の集まりで結婚したばかりの友人から妊娠報告を受けました。何もかもが、なんとも言えない状況でした。

お祝いムードの中、心の中では

「本当なら私も報告するはずだったのに」
「同級生になるはずだったのに」
「ただでさえ妊娠しづらいのに、どうして流産まで…?」

そんなブラックな感情が渦巻いていました。

その子は何も悪くなく、むしろ普通の対応だったのに、それ以来その子とは会いたくない気持ちになってしまいました。

そんな中、転院先で不妊カウンセリングの案内が目に入りました。

それが、私が初めて不妊カウンセリングを受けるきっかけとなりました😌

カウンセリングで、流産の経緯や友人との付き合い方について相談したところ、

「いまは辛い時期。友達を選んでもいい。自分の気持ちを優先して、話しやすい人と一緒にいる時間を大切にして。そっと距離をおくのも一つの方法です」

そう言って、今の自分の気持ちや行動を肯定してもらえたことが、心に残りました。

振り返ると、あのときの私は、ただその子と距離を置く必要があっただけで、友達自体を嫌いだったわけではないんだな、と思います。

自分のブラックな気持ちをそのまま受け止めてもらえたこと、辛かったことも聞いてほしかったんだとも思います。

治療中、こうした感情を誰かに話せる時間がとても大切なんだなと実感したのが、私の初カウンセリングの感想です🍀

読んでいただき、ありがとうございました😊

※写真はちょうど今頃、3回目の流産後に旅にでたときのものです✿

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