視点を変えて見てみる

視点を変えて見てみる

「なんでまた落ちるの!? 信じられないっ!!…」

友人が顔を真っ赤にして
漢検の準ニ級の結果を伝えてくれました。
なんと落ちの2回とのこと!

200問中140点以上が
合格ラインなのですが、
家で過去問集を解くとまず
160点は切らない。

最高は186点だったようです。

それはなぜ…?
不思議でしょうがありません。

よくよく話を聞いてみると、

「紙で問題を解くのと
PCの画面上で解くのは
字の見え方が全然違った…」

私も学会の発表で資料を作ったりしますが
必ず紙に印刷してチェックします。
不思議とけっこう誤字が見つかるんですよね。

チェックの視点を変えて確認してみないと
なかなか気づけないんです。

「タイポグリセミア現象」

ここで、ちょっとした問題です。
下の文章を読んでみて下さい。

 

ちっょと たしめて みしまょう 
この ぶしんょう よまめすか?

読めました?

実は意味を成していない単語なのに
脳が補正して、正しく読めてしまのです。

これを「タイポグリセミア現象」といいます。

人間の持っている能力です!

違う視点

スキルがあるのにも関わらず、
環境の違いや緊張によって
いつもの力が発揮できなかったのも無理もないことです。

印刷物のデザインを行う
ある校閲のプロはこう言います。

「紙に印刷してから校閲すると
十数%も誤りの発見や速度が上がる。」

視点を変えることが重要なようです。

視点を変えてみるということは
カウンセリングやコーチングなどによって
新たな発見ができるものです。

今まで見えていたものが
変わって見える。

そうすると色々なものが動き始める
きっかけになるかもしれません。

なぜなら本番で186点取る力はあるのだから。
それが人が備えている力。

ちなみにその友人、
様々な経験を経たことで、
3回目は余裕で受かったそうです。

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コメント

  1. タイポグリセミア現象おもしろいですね!!!
    読めちゃいました!

    私は手書きだと覚えやすい気がしてメモ帳と移動しています😁

  2. @藤岡麻美
    読めちゃいますよね😆
    手書きだと頭に入るの分かります!
    けどついスマホやPCに打ち込んでしまいます。

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