相談はChatGPTで良いじゃん?——それでも“人に話す意味”を私たちが手放せない理由

相談はChatGPTで良いじゃん?——それでも“人に話す意味”を私たちが手放せない理由

みんなの味方ChatGPTさん

「もうChatGPTに聞けば大体のことはわかるし、親身に答えてくれるし、別に人にお金を払ってまで相談する必要ってある?」

この問い
最近カウンセリングの現場でも
よく耳にするようになりました

確かに
ChatGPTのようなAI相談ツールは
今や日常生活の中に溶け込んでいます

24時間いつでも相談できて
文章を整えてくれて
恥ずかしいことでも気軽に聞ける

誰にも知られずに
自分の悩みを吐き出せる相手がいるという
安心感
それはとても大きな魅力です

でも、それでもなお
「お金を払ってでも、人に話したい」と
感じる人がいるのは、なぜなのでしょう?

このコラムでは「相談=AIでOK」の時代に
こそ見えてくる
“人に話す価値”の正体について
掘り下げていきます

ChatGPTで相談する良さ

まずは認めておきたい

黒田は不妊カウンセラーとして
日々人の話を聞いていますが
同時にChatGPTのユーザーでもあります

つまり
AIの便利さも十分に実感している立場です

たとえば、子ども達が寝静まった夜中
ふと心が沈んだときに話し相手がほしい

でもパートナーは寝ているし
友人に深夜LINEを送るのも気が引ける

そんなとき
ChatGPTに「今日ちょっと疲れちゃった」と
書き込むと、あたたかく
丁寧に言葉を返してくれる

これだけで、気持ちがすこし持ち直した
という経験がある人は少なくないはずです

AIは否定せず
比較せず、アドバイスも押し付けない

それは確かに
心の助けになる力を持っています

だけど、それでも
本当に心が折れそうなとき
人生の転機を前にして不安が止まらないとき
どうしようもなく誰かに抱きしめてほしいと感じるとき

人は「人に話す」ことを
求め続けているのです

話すとは

ただ情報を伝えることではない

カウンセリングというと
「アドバイスをもらう場」と思われがちですが
実は少し違います

本質的には
「話すことによって
自分の中にある感情や思考を整理し
気づきを得ていくプロセス」を
サポートするのが、カウンセリングです

言い換えれば
「話すことで、自分の本音に出会い直す」時間

この“プロセス”こそが
AIには再現が難しい領域です

たとえば
あなたがこんな風に話したとしましょう

「本当は、子どもがほしい
でも、もしまたうまくいかなかったらと思うと怖い
毎月、生理が来るたびに落ち込んで…
それを誰にも言えないのが
また苦しいんです」

AIは
この言葉に共感的な反応を
返すことはできます

でも、人間のカウンセラーであれば
あなたの話し方、言葉の間、声のトーン、表情、涙、沈黙までも感じ取りながら
こう尋ねるかもしれません

「“またうまくいかなかったら怖い”と
いう言葉に、少し力がこもりましたね
その“怖さ”って
どんなふうに感じておられるんですか?」

その問いに対して、あなたは
もしかしたら初めて気づくかもしれません

「あ、私、“うまくいかないと
もう終わりだ”って思ってるんだな」

「私、“誰にもわかってもらえない”って
決めつけてたのかもしれないな」

そんなふうに
自分の中にある感情に“光を当てていく”ことが、カウンセリングの価値なのです

「わかってくれた」と思える経験が
人を変える

わたしたち人間は
理屈だけで納得する生き物ではありません

「わかってもらえた」

「この人は、私の話をちゃんと聴いてくれた」

という体験を通して
心がやわらぎ、行動が変わり
次の一歩を踏み出せるようになるのです

この“実感”を得るには
表面的な受け答えだけでは足りません

相手が本当に自分の話を
受け止めようとしてくれているかどうかは
言葉にしなくても、伝わるものです

それが
人間同士でしか生まれない
「関係性の中での癒し」なのです

安さ・便利さの向こうにある “回復と再構築”の場

ChatGPTのようなAI相談には
「安さ」「気軽さ」「スピード感」という
大きなメリットがあります

これらはとても大事な価値です

でも、“本当にしんどい時期”や
“人生の再構築”をしたいとき
人はそれだけでは足りないと
感じるのもまた自然です

たとえば――

• 自分の感情の奥深くまで、丁寧に言葉を引き出してもらうこと

• 判断されず、否定されず、ただ「そうなんですね」と受け止めてもらうこと

• 何も言わなくても伝わる空気の中で、ゆっくり呼吸を整えていくこと

こうした“関係性の中で起こる癒し”は
カウンセリングだからこそ
可能になるものです

お金を払う=“自分の人生を真剣に扱う”という選択

最後に
なぜ人は「カウンセリングにお金を払うのか」という問いに戻りましょう

それは単に「話を聞いてもらう時間に対する料金」ではなく

「私は、私の人生をちゃんと見つめたい」

「私は、誰かと一緒に自分を回復させていきたい」

「私は、変わりたい、動きたい、でも一人じゃ難しい」

そんな気持ちに対して
自分自身が責任を持つ
という意思表明でもあるのです

お金を払って人に相談する
それは、自分自身との“約束”でも
あるのかもしれません

ChatGPTと人間の“共存”が、これからの時代をつくる

AIの相談ツールは
これからますます進化していくでしょう

そして私たちは
ますます気軽に自分の悩みを
整理できるようになるはずです

でも、それでもなお

人にしかできないことがある
「関係性の中でしか起きない気づき」がある

このことは、どんな時代でも変わりません

だからこそ、ChatGPTを使いながらも
「どうしても人に話したい」と感じたときには
どうかためらわないでほしいのです

あなたの声を
ちゃんと聴いてくれる人はいます

その関係の中で生まれる
回復と再出発の力を
どうか信じてみてください

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コメント

  1. 自分自身に責任を持つって、本当にそうですね!
    あえてお金と時間をかけてその体験を手に入れることは、AIでは再現できないことですね🥹

  2. @藤岡麻美
    ネット社会でとても便利になりましたが
    最終的には「人の温もり」には勝てませんね🥹

    その良さを、nintarist達に関わってくださったクライアントさんが感じ取っていただければ嬉しいです🫶

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