気づくと働いていた競争意識

気づくと働いていた競争意識

私自身、会社に入社してから

キャリアもライフも自由な世界がひらけていく中で、

周りと比べることが多くなって。

どんな仕事をしているのか、

一人暮らしなのか実家暮らしなのか、

いつ結婚するのか、

最初の昇進はいつなのか・・・

あらゆる場面で競争意識が

気づくと働いてしまっていた気がします。

学生時代、目立った功績を残せたわけでもなく、

学業も目立った成績だったわけでもない、

平均を生きてきた私。

だからこそ、会社に入ったら、

頑張り次第で認められる世界なんじゃないかと

不器用ながらも必死に働こうと決意した。

輝く人生を歩んでみたかったから。

だけれど、新人研修ではいきなり、テストでビリから2番目。

それでも、今回は挫折なんかしない!

なんとか認めてもらえるように、うまくいくように!

そして、同期や友達に負けないように!

と必死でした。

その成果が、やっとやっと出始めた30歳の頃、

不妊がわかりました。

仕事もここまできたんだから、

妊活も同じように、頑張ろう!乗り越えよう!

という発想で始めた不妊治療。

だけれど、妊娠・出産するかどうかというのは

自分の努力だけではどうにもならない世界なのだと

少しずつ気づいていくと同時に、

焦りが大きくなっていって。

頑張り方がわからない。

思い通りの人生にならないかもしれない。

その恐怖は、毎日心の中に巣食っていました。

本当は、誰と比べるものでもないはず、

と頭ではわかっていても、誰に言われたわけでもないのに

”結婚したら数年以内に妊娠し出産するのが普通だ”という風潮が

根強くあるような気がして、

普通のレールに乗れていないと感じることに私自身とても苦しみ、

「妊娠したいのにできない」と周りに言うことも悔しくて、

誰にも言えませんでした。

今思うと、どうしようもなく悔しくて悲しくて、傷ついていて。

今だから言えるけれど、妊活中は友人と距離をとって過ごしていたし、

どんどん孤独になっていって。

でも、あの時は、ああするしかなかった、と今でも思います。

もし、あなたも同じような思いをしているのなら・・

あなたは

「ひとりじゃないよ!」

と思っているカウンセラーが、

妊+にはたくさんいます。

友達でもなく同僚でもない、

なんら関係のない人だからこそ、打ち明けられることもあります。

日々の方向性が見えず、行き詰まりを感じているなら。

現状を変えたいけれど、どうしたらいいかわからないのなら。

複数の選択肢で、迷っているのなら。

カウンセリングを受けることで、

きっとその先に、あなたが前に進むための一歩めを

見つけることができると思います。

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