あなたの中には、
出来たてホヤホヤレベルの「かさぶた」状態で
何年も癒えていない傷、ありますか?
現在カウンセリングやコーチングを提供している私は、
私自身が受ける側の立場を長らく経験して、
自分自身の心が癒され、整っていくことを実感したために
今はこのお仕事をさせていただいていますが、
全てを解消できている、というレベルにはまだまだ遠く、
「ホヤホヤかさぶた」を、未だにいくつも抱えて生きております。
最近、心理について深く学ぶにつれて、
その「かさぶた」がウズく感覚があり、どうしても気になってしまう。
この傷ができたのは3年前だけれど、
もしかしたらこれは今、ちょっと中身をのぞいてみるという
タイミングなのかもしれない、と思い、
久々に重ためテーマのカウンセリングを受けました。
カウンセリングの冒頭、「かさぶた」を開けて、
その中身を私が言葉で言い表したのは、
「モヤモヤしている」というもの。
「かさぶた」のまま、そっとしてきたということは、
これまで見ないようにしてきたってことだし、
言葉でも言い表せない状態で、
自分でも何が何だかわからない。
だけれど、しっかりプロのカウンセラーさんに
話を聞いていただいたことで、
話があっちへ飛び、こっちへ飛びながら、
痛みを感じながら(涙を流しながら)
自分のかさぶたの中にあるものの輪郭が
少しだけ、見えてきたかも・・・!
というところで、あっという間に1時間が経ち、
タイムアップとなりました。
だけれど、
輪郭が見えた、つまり、モヤモヤの正体が
少しずつ見え始めたことで、
その後も1人で考え続けることができて、
「あれ?私こう思ってるかな」
と気付けたり。
その後、そんな考え続けている自分を俯瞰して、
「答えのないことだとわかってても、やっぱり考えたくなってたんだな」
と気付けたり。
そして今回たどり着いたのは、
「かさぶたとして残り続けるくらい
私にとっては大きな出来事だったんだ」
という改めての気づきとともに、
その時の痛い傷と、引き続き丁寧に向き合っていこう、
という決意です。
痛い傷と再び向き合うことは、そんな簡単じゃないからこそ、
自分で、ゆっくり、じっくり、癒していく。
無理はしないけれど、放置もしないで。
タイミングなのかな、と思った時に
またちょっと開けてみて、また閉じて。
そんなことを繰り返しながら
時間をかけて次第に癒えていく傷というものも
あってもいいのかもしれないな、と思いました。
コメント
タイミング、本当大切にしたいですね。
自分の気持ちと向き合ってケアする時間、そしてその時に感じたことをつぶやいてくださり、とても励まされます🥹
@藤岡麻美 さん
タイミング、ありますよね〜。
なんか、「タイミングなんじゃないか」と気付かされる出来事が色々起こったりして・・・
それを逃さずキャッチするってことも大事なんだなと、コメントいただいて気づきました。
ありがとうございます🥹