
カウンセリングのイメージと現実
不妊カウンセラーの藤岡麻美です!
みなさんは
「カウンセリング」にどんなイメージを持ってますか?
・病んでいる人が受けるもの
・弱い人が受けるもの
・受けていることをバレたくない
・自分には関係ない
・なにするのかわからない
・意味あるの?
・話すだけでしょ
・話すだけなのに高額
ごめんなさい。
これは私がまだカウンセリングを受たことがないときに思っていたことです😂
でもカウンセリングにこんなイメージを持っている人ってめずらしくないと思うんです。
しかもこのイメージってカウンセリングを受けるまで変わらないと思うんです。
”私にはカウンセリングは必要ない”
私はこれまでずっとそう思っていました。
それは心が元気だったから。
…本当にずっと元気だったかな?
仕事でつまづいたとき
妊活でつまづいたとき
人間関係でつまづいたとき
本当に心は元気だったと言える?
”カウンセリングを受けるまでもない”と思っていた。
”まだ、がんばれる”と思っていた。
だけど初めてカウンセリングを受けた日、
”元気なときから受けたほうがいい”
と率直に思いました。
今回は
「元気な人がカウンセリングを受けたらどうなる?」をテーマにレポートします💐
元気な人がカウンセリングを受けると
元気な人と言ってもイメージしにくいと思うので、今回、私のカウンセリングを受けてもらった人の情報をお伝えします。
【元気な人】
・大きな悩みを抱えていない
・カウンセリングを受けたことがない
・よくしゃべる
・自己肯定感高い
・男性
そう、この方は私の夫です🙋♀️
夫とのドライブで帰宅までの90分間、夫の話をカウンセリングと同じように傾聴してみました😁
私はカウンセラーですが、日常ではカウンセリングでするような聴き方はしません。(傾聴ってすっごく頭をつかうから😭)
だけど夫にも私がやっている仕事を知ってほしくて、初めてカウンセリングをしてみました!
私のカウンセリングは「傾聴」のみ。
・あいづち
・うなづき
・質問
・要約
などを通して心と頭を一緒に整理していきます💡
カウンセリングでは「気持ち」に焦点をあてるのですが、男性は気持ちを話すことが苦手な人も多いので話が進みにくいかな、と思っていましたが普段通りに進めることができました。
夫ははじめてのカウンセリングでなにを話したらいいのかわからず最初は少し戸惑っていました。
だけど10分、20分とすすめるにつれ話が展開してきました。
夫は元気だし大きな悩みはない状態。
誰にでもある「悩みまではいかない小さなもやもや」を話してもらい傾聴していくと、直接的には関係なさそうな出来事の話もでてきたので、ひとつずつほどいていきました。
もう解決したと思っている過去の経験でも、
同じ失敗はしたくないという気持ちからいまの行動や選択に影響を与えていることってたくさんあります。
カウンセリングの入り口は「いまの悩み」ではなかっとしても
カウンセラーに傾聴され受容されると
自分自身を受け入れることができ
自分自身と向き合うことができ
その結果、心と頭が整理されるのです。
いま悩んでいる人も
いまは悩んでいない人も
自分と向き合うことで気づくことはたくさんあります。
だからこそ私は元気な状態のときにこそカウンセリングを受けてほしいと思っています!
「普段の自分を知る」ことが
「悩んだときに自分を助けるヒント」
になるのです。
元気な人がカウンセリングを受けた感想
90分間のカウンセリング後、夫に感想を聞きました。
「情報交換がされず自分の軸だけで話せるから自分と向き合えた」
【日常会話】
夫「今日〇〇があってすごく疲れた」
私「私が〇〇があったときはそうでもなかったよ。私は今日△△があって疲れた」
夫「へー。ごはんどうする?」
【カウンセリング】
夫「今日〇〇があってすごく疲れた」
私「すごく疲れたんだね」
夫「〇〇って××でさ」
私「××なんだ」
夫「そう、それで明日も対応しないといけなくて」
こんな感じで、日常会話ではお互いの情報交換が行われるので自分の話だけをすることはないですよね。
だけどカウンセリングでは自分の情報だけを話せる。
だから自分の言葉に耳を傾けて深掘っていける。
これが日常会話では成しえないカウンセリングを受けるメリットです!
情報過多な現代では
”自分と向き合う時間”
は特に貴重な時間ですね😌
カウンセリングを受けることは恥ずかしい?
はじめてのカウンセリング以降、夫は「傾聴」に関心をもっています☝(YouTubeで「傾聴」と検索している😁)
これまでも私は夫に傾聴やカウンセリングについて説明はしていたけど、「頭ではわかっている状態」だったようです。
百聞は一見に如かず!
一回体験した今、夫は今後の人生で「カウンセリングを受ける」という選択肢を手に入れたのではないかと思います。
そして、悩んでいる人の話の聴き方も変わるのではないかと思います☺
・病んでいる人が受けるもの
・弱い人が受けるもの
・受けていることをバレたくない
・自分には関係ない
・なにするのかわからない
・意味あるの?
・話すだけでしょ
・話すだけなのに高額
カウンセリングに対するイメージが変わらないと
元気な人はもちろん、いまつらい思いをしている人もたどり着けない。
がんばるぞ。
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