
不妊治療歴8年の私ですが
長かったなりに得られた(理解した)こともあります。
1,自分の心の状態に向き合うこと
ジェットコースターのような自分の感情に向き合い続けたことで、
少しは自分の心の状態に寄り添えるようになったように思います。
治療中は自分を否定されるような
孤独感、疎外感にさいなまれたため
気持ちをある程度一定にしておくように気を付ける習慣がつきました。
2,「子どもは?」って聞くのは×
若かりし頃、結婚したら子どもは授かるものだと簡単に考えていた私。
(学校の性教育も避妊の方法や種類は教わったけれど、不妊の話は無かったような…)
そのため、早めに結婚した友人に何気なく
「子どもはまだなの?」と聞いてしまったことがあります…
そんな昔の私を
今の私ならぶん殴ると思う…。
不妊治療を経た私は
子どもが授かることは奇跡以外のなにものでもないと感じています。
3,目に見えないものを大切に
「感謝!」ってある日、治療している最中に急に降ってきた感謝シャワー。
親のありがたみ
治療を受けられること
住む家があること
毎日勤め先に行けること
すべてが当たり前ではなくて
おかげさまなんだということを
なんか急に電気が走ったかのように痛感しました。
ただ歳とって「丸くなった」だけじゃないと思う…。
治療経験は、家庭や職場に活きていると感じる今日この頃です。
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