「俺が悪いっていうんか!?」

「俺が悪いっていうんか!?」

——不妊の現実と夫婦のすれ違い

不妊期間中、あまりにも2人目が授かる気配がなく
思い切って旦那さんに
「一度、不妊クリニックに検査だけでも行ってみない?」と提案したことがあります

そのとき返ってきたのは
予想もしなかった言葉でした

「俺が悪いっていうんか!?」

その瞬間、胸がズキッと痛みました

わたしはただ
「一緒に原因を探して、解決に向けて動きたい」と思っただけ

責めるつもりなんて
もちろんありません

でも彼には
その提案が「あなたのせいだ」と突きつけられたように響いたのでしょう

多くの夫が抱く「不妊=女性原因」という思い込み

わたしがこの出来事を
SNSや友人に話したとき
驚くほど同じ経験をしている女性が多いことを知りました

「病院に行こう」と切り出したら不機嫌になる、話題をそらされる、あるいは「子どもは授かりものだから」と終わらせられる

中には、「検査を受けるくらいなら諦める」と言われた方もいました

なぜこんな反応になるのでしょうか

背景には、日本社会に根強く残る
「不妊は女性の問題」という認識があります

メディアでも
不妊治療や妊活は女性側の取り組みとして紹介されることが多く
男性は“サポート役”として描かれがちです

その結果
「もし子どもができないなら、それは妻の体のせい」という思い込みが
ごく自然に刷り込まれてしまうのです

実際の原因は男女ほぼ半々

けれど、現実は違います

日本産科婦人科学会などのデータによれば、不妊の原因はおおよそ以下の割合とされています

• 女性側のみに原因 … 約40%
• 男性側のみに原因 … 約30%
• 男女両方に原因 … 約20%
• 原因不明 … 約10%

つまり、男性側にも何らかの原因があるケースは半数以上にのぼるのです

精子の数や運動率、形態異常率など
検査してみなければわからない要因が多く、外見や体力では判断できません

「自分は健康だから大丈夫」というのは、根拠のない自信に過ぎません

男性が検査を拒む心理

とはいえ、男性がすぐに検査を受けないのには理由があります

そこには「プライド」と「恐怖」が複雑に絡み合っています

1. 自分の男としての価値が否定される気がする

子どもを持てる能力は
男性にとって“男らしさ”の象徴のように感じられることがあります

その可能性を疑われること自体が
アイデンティティを揺るがすのです

2. 結果が怖い

検査で異常が見つかった場合、その事実から逃げられません

「自分が原因だったらどうしよう」という恐れが、行動を止めてしまいます

3. 知識不足

「不妊=女性の問題」という先入観から、そもそも自分も検査対象だという認識がない人も多いのです

わたしの夫は1の自分の価値が否定されてるように感じたタイプ

四柱推命でも、プライドの塊とかかれたわたしの夫は、自分のプライドが傷付けられると逆ギレしたり拗ねたりとまぁ…
大変なのです(笑)

今回の不妊の件でも、例に及ばず
わたしは見事に地雷を踏んでしまい
2人の間に最悪な空気だけが残りました

提案の仕方で変わる、夫の反応

わたしもあのとき
ストレートに「病院に行ってみない?」と言ったことが、彼の防衛反応を刺激してしまったのかもしれません

もし今同じ場面があれば
こう伝えると思います

• 「私も検査を受けるから、一緒に行こう」

• 「男性の原因も半分くらいあるみたいだよ」

• 「原因がわかれば、早く解決できるらしいよ」

“あなたが悪い”ではなく
“一緒に取り組む”というニュアンスを前面に出すこと

この「共同戦線」の姿勢が、夫の心の壁を下げる第一歩になります

夫婦で歩むために

不妊治療は
身体的にも精神的にも負担が大きい道のりです

その負担を女性だけが背負ってしまうと、心も体も疲弊してしまいます

だからこそ、夫婦が
「同じゴールに向かって進む」意識を持つことが大切です

検査はお互いの体を知るためのツールであり
責任の所在を突き止めるための裁判ではありません

そして、結果がどうであれ
それは“二人の課題”であって
“どちらかのせい”ではないのです

おわりに

あの日の「俺が悪いっていうんか!?」という言葉は、正直ショックでした

でも今振り返ると
彼の中にも不安や恐れが渦巻いていたのだとわかります

男性にとっても、不妊という現実は決して軽いものではありません

ただ、その感情が“拒絶”として現れてしまうと、夫婦の距離は遠くなってしまいます

不妊は、どちらか一方の問題ではなく、二人で向き合うもの

「責める」ではなく「一緒に解決する」という姿勢が、お互いの心を守り、前に進む力になります

そして、その一歩を踏み出すために必要なのは、ほんの少しの知識と、相手を思いやる伝え方なのかもしれません

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コメント

  1. 病院=悪いところをなおす
    というイメージもあるからむずかしいですよね😭

    伝え方大事!

  2. @藤岡麻美
    そうなんですよ〜🥺

    原因が分かれば何か違う打開策が打てると思い提案したのですが…

    仕事休まなアカンやんとか、そんなわざわざ2時間かけてまで行くなんて、みたいな色んな思いがあったようです…

    近い関係ほど、言葉選びを丁寧にしていきたいものです🫶

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