今年は箱根駅伝、高校サッカー、大学のラグビー、学生のスポーツが盛り上がった1月に感じました。
特に印象に残っているのは箱根駅伝の青学の選手のあるシーン。
給水ボトルを青学の選手が受け取るときに、赤いテープのボトルと青いテープのボトルを交互に受け取っていました。
20年近く見ていて始めて気が付いたのですが、
赤いテープが水
青いテープがスポーツドリンク
と決まっているそう。
低血糖で失速
この給水がすごく大事なんですよね。
たまにランナーがフラフラして失速したり、倒れてしまうシーンを見たことはありませんか？
それは低血糖症を起こしてしまうからなんです。
（他にも脱水や低体温もありますが、今回は低血糖のみの話に絞ります）
レース中は血中のグルコース（糖質）と
筋肉や肝臓に蓄えられたグリコーゲンが
主なエネルギーです。
なぜ低血糖が起きるかというと
そのエネルギーが枯渇するからです。
そのため駅伝当日の数日前から
炭水化物を多く摂取し、筋肉や肝臓に
グリコーゲンを蓄えておくことが重要です。
ある実験では駅伝中の血糖値を
高く維持している選手は
高いパフォーマンスを出せるという結果も
出ているようです。
「糖」が妊活で重要な理由
もちろん妊活でもエネルギー源である「糖」はものすごく重要です。
簡単にいうとエネルギーが重要なのは
「糖」が「グルコース」に分解され
ミトコンドリアがグルコースを使って
エネルギーを作り出すからです。
そのためミトコンドリアは卵子の老化にも
関与していると考えられているため
いかにエネルギーを作り出せる身体づくりを
していけるかが重要になります。
つまり生活習慣が大きく関わります。
今年は栄養関係のことも
発信していきたいなと思います。
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